病児・家族支援研究室 Lana-Peace(ラナ・ピース)
 
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血圧と生き様

2013/5/19 第25回日本自律神経免疫治療研究会(東京)に参加してきました。まずは元新潟大学大学院教授の安保徹先生の講演について、ご紹介いたします。特別講演のタイトルは「間違えやすい治療について」で、高血圧、発熱、糖尿病、消炎鎮痛剤でなぜ胃が荒れるのか等について、医学的な機序を実にわかりやすい語り口でお話してくださいました。

その中で、次の言葉がとても印象的でした。

「血圧は生き様とつながっている。」
「血流を維持して人生を乗り切る。」

2013/5/19 第25回日本自律神経免疫治療研究会
                   (東京 日中友好会館)
安保 徹先生 特別講演「間違えやすい治療について」より

上記の言葉は、最初の高血圧のところで出てきたものです。
安保先生は極寒の地で人々が生きていくために、また過酷な肉体労働を行わなければならなかった人々がそれを乗り切って力をだしていくために、体温を上げる必要があること、そしてそのためには血流量の増加が必要であり、血圧や脈拍を増加させることで血流量増加を図り、塩分を取って身体を温めていたということを説明してくださいました。ですから<血圧が高い>ということは、それ自体を悪とするのではなくて、身体を維持するために必要なプロセスの結果として、起こっていたのだという認識を欠かしてはいけない、ということなのですね。

私たちは何か体の変化が起こった時、それを「病的な変化」として敵対視しがちですが、身体の変化はその人の生き様そのものであり、またそれは人生を乗り切るために必要とされた変化だと考えると、共に苦労してきた自分の身体に対して、向けるまなざしが変わってきますよね。
安保先生のお話は、人間の身体のはたらきについて説明されたものですがなんだか人生の哲学のようだと思いながら聞いていました。

病気の時には、症状を厄介に思ってしまいますが、
それは何とかしなくちゃと身体が頑張った結果だと思えば、
気持ちが少しは楽になる!
長原恵子