病児・家族支援研究室 Lana-Peace(ラナ・ピース)
 
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人間の身体は60兆もの細胞の集まりだと言われています。途方もない膨大な数の細胞で成り立っていることに、驚きですが、現代の医療はその「細胞」をターゲットとした考え方が、根幹になっているように思います。
悪くなった部分を切除したり、外力を加えて修復作業を行う手術は、身体の器官や特定の細胞に対して働き掛けるものだと言えますし、投薬もある器官や細胞の働きが期待される結果になるように、一時的に修正をかけるとだと考えることができますね。現在、多くの報道が行われ、期待と注目を浴びている再生医療も、細胞が基本です。
でもその細胞をもっともっと小さな視点へと突き詰めると、これ以上小さくすることはできない最小単位、すなわち素粒子のレベルにまでたどり着くことができます。

先日、人間の身体を素粒子として捉えて、健康の仕組みについて記されているアメリカの直観医療者(Medical Intuitive)※であるクリステル・ナニ氏の本『病をよせつけない心と身体をつくる 直観医療からのメッセージ』を読みました。
ナニ氏は、かつて大学で西洋医学を基盤とした看護を学び、ニューヨークのER(緊急救命室)で長年看護師としてバリバリ働いていた方です。ただ、ナニ氏にはこどもの頃から、不思議な能力がありました。8歳の頃、知人を見て、死が近いことを当てたそうです。健康に見えていた知人の皮膚の色をおかしく感じ、輪郭がぼやけて見えていたことから、死が近いのでは?と思ったのだとか。それを聞いた彼女の両親は当惑し、そんなことを言ってはいけないと諭しましたが、3日後、突然その知人は亡くなってしまったのだそうです。11歳の頃にはバトミントンのゲームで楽しく遊んでいた時、突然馬に胃を蹴られたような感覚に襲われ、自分の意識が身体から切り離されたようになったのだそうです。そこでナニ氏は、当時3歳の弟が、まるで亡くなっているかのように横たわるビジョンを見たのだそうです。慌てて大人たちが弟を探し、家の裏庭のプールで息をしないで浮かんでいた弟をを発見し、無事蘇生されたというエピソードもありました。ですから元々そうした不思議な能力に長けていた方だとは思いますが、大人になってERで働いている時、瀕死の状態の患者さんが、これから亡くなろうとしているのか、あるいは蘇生が可能なのか、その人のエネルギー場を見てわかったのだそうです。本人がこの世を去るか決めかねている時は、霊魂が身体のすぐ上にあるのであり、エネルギー場が身体よりもっと上昇している時は、死が近いのだとか。今日はそのクリステル・ナニ氏の健康論について取り上げたいと思います。


※注:直観医療者(Medical Intuitive)とはナニ氏によると、人間のエネルギーの場やチャクラの、低い波動を見つけて完全に根を下ろそうとする病気を見つける方、だそうです。
参考文献:
クリステル・ナニ著, 菅 靖彦訳(2007)『病をよせつけない心と身体をつくる 直観医療からのメッセージ』草思社, p.50
 
なお、Intuitiveとい単語自体は「直感」と「直観」両方で訳され、「ちょっかん」という音からは「直感」が頭に浮かぶ方が多いと思います。辞書には次のように出ています。
直感:
(説明や熟慮を経ないで)
そのものから、じかに感じ取ること。
直観:
(判断・推理を加えずに)
対象を感覚で直接とらえ知ること。
三省堂編集所編(1987)『新小辞林 特装版』 三省堂, p.450
辞書の説明だけ見ると、どこがどう違うのかという気もしますが、私なりの解釈をすると「直感」とは何も前提知識がないうえで、とにかく感覚というか、本能的にというレベルでピンとくることであり、「直観」とはきちんと知識を持ってはいるけれども、それらに対してあれこれ考えずに、瞬間的にピンとくることなのかな?

さて、クリステル・ナニ氏は、素粒子と人体について、次のように記されています。

より強力なレンズを通して見れば――量子力学の観点に立てば――わたしたちは絶え間なく動きまわる分子、原子、素粒子の寄せ集めである。言い換えれば、純粋なエネルギーなのだ。
だが、この概念を担保するのに科学に頼る必要はない。病がエネルギー・システムではじまることは常識が告げている。(略)
エネルギーはあなたの基本的な生命力である。
あなたはそれを自分のなかに感じることができる。

引用文献:
クリステル・ナニ著, 菅 靖彦訳(2007)『病をよせつけない心と身体をつくる 直観医療からのメッセージ』草思社, pp.44-45
(原文が太字部分になっているものはそのまま太字転記です。以後同様。)

ここで「エネルギー・システム」という表現が出てきますが、これは次のように説明されています。

【エネルギー・システム】
人間のエネルギー・システムは二つの部分から成っている。身体の外側を包んでいる電磁波のエネルギー場と身体の内部にある七つの主要なエネルギー・センターである。
これらの七つのエネルギー・センターはチャクラと呼ばれ、背骨の近くに配置されている。頭頂(「王冠」のチャクラ)にはじまり、尾てい骨(「基礎」のチャクラ)まで走っている。それぞれのチャクラは脊髄から根分かれしている(神経節と呼ばれる)神経細胞の束に関連している。

引用文献:前掲書, p.45

前者の「エネルギー場」については次のように解説されています。

【エネルギー場】
わたしたちの身体の細胞が自然に生みだす電磁波エネルギーが投射される、身体を取り巻く領域。この場のエネルギーは健康状態に応じて変わる周波数で振動する。健康なときには高い周波数で振動し、健康ではないときには低い周波数で振動する。エネルギーの場はオーラとかエーテルの場とも呼ばれる。


引用文献:前掲書, p.41

ナニ氏はそうしたエネルギーを読み取り、病気を知るという方法をとっているのですが、どういう関係があるのでしょう。

それぞれの病気には独特の周波数があるが
すべての病の波動は低い


引用文献:前掲書, p.46

ナニ氏はその低さをキャッチして、病気を特定することができるのだとか。病気を「波動が低い」と表現すると、なにやら、非科学的な昔の伝承話のように感じるかもしれませんが、原子は動くものだということを考えると、それらの動きを反映したものが「波動」だと考えてみたら、怪しげな話ではないように思えてきます。そしてナニ氏によると、波動を上下させるキーマンは、病気ではなくて「自分自身」にあるのです。

ナニ氏が波動を上げる方法として挙げているのは、どなたでも実践できそうなことです。48ページに列記されていましたが、例えば好きな運動をする、十分な睡眠をとる、ダンスをする、健康的でおいしいものを食べる等々であり、逆に波動を下げる行動としては、家に閉じこもってテレビ三昧で身体にあまり良くないものばかりを食べ、睡眠時間を十分取らず、煙草、深酒に溺れるといったことです。身体をしっかりと動かし、休息をとり、そこに楽しみを伴うことがとても重要だとわかりますね。

でも、そんな日常のありふれた出来事で、自分の波動を上げることができるのだろうか?と訝しがる方もいらっしゃることでしょう。それはアメリカの神経科学者キャンダス・パート博士(元 国立精神衛生研究所の脳化学部門部長)の発見を知ると、何かすっと合点がいきます。

パート博士は、わたしたちが感じているものを細胞に伝達する化学物質が体内にあることを突きとめた。
パートの言うそれらの「感情の分子」は、神経ペプチドと呼ばれるアミノ酸の鎖である。それらが(満足感、悲しみ、当惑といった) メッセージを、骨、筋肉、内臓器官をふくむ全身の細胞に伝えるのだ。実際、神経ペプチドは文字どおりの意味で、わたしたちの心を――つまり、思考、感情、信念を――体内の全細胞に注入するのだ。それらはパイプなのである。
「心と身体をつなぐ」これらの感情のメッセージが細胞に到達すると何が起こるのだろう? 細胞がそれに応えるのだ。たとえば、脳の活動パターンを研究しているウィスコンシン大学の研究者たちは、幸せや驚きなどの肯定的な心の状態が免疫力を高めるのにたいし、怒り、悲しみ、恐怖といった否定的な心の状態が免疫力を弱めることをあきらかにした。


引用文献:前掲書, pp.74-75

「感情の分子」というと、なんだか頭の中に?マークが出てきそうですが、「神経ペプチド」といわれると、なるほど、そうなのかという気がしてきますね。自分の気持ちと身体の細胞をつなぐ神経ペプチドとは、すごい力の持ち主なのですね。
さて、波動は自分の健康に影響するだけではありません。人と人との関係性にも影響を及ぼしてくるのだそうです。

波動の世界では、似たものどうしが引きつけあうからだ。あなたは自分がどんな波動を招き寄せるかに細心の注意を払いたいだろう。低い波動は他の低い波動を引きつけ、高い波動は他の高い波動に共鳴する。(略)
それは文字どおりの真実だ。あなたの電磁波動の周波――高いか低いか中ぐらいの――が相手のそれと同調していたのだ。
つまりお互いに共鳴しあっていたのである。


引用文献:前掲書, pp.48-49

ここで「共鳴」という言葉が登場しますが、ナニ氏は次のように説明されています。

【共鳴】
エネルギー医学の用語では、共鳴するということは、何かほかのものと同じ周波数で振動するエネルギーをもっていることを意昧する。それは楽器店で、ギターの三弦をかき鳴らしたときに似ている。突然、店内にある他のギターの三弦も振動しはじめるのだ。最初の弦の周波数に共鳴し、その振動に同一の振動で応えるからだ。

ごく簡単に言えば、それと同じようにして身体と精神は病を引きつける。身体的な理由か情緒的理由で、あなたの波動が落ちると、あなたは病の低い波動と共鳴するのだ。


引用文献:前掲書, p.49

波動によって病を引き寄せるとは、どういうことなのでしょうか?

あなたのエネルギーが健康なときの高い波動から、消耗したり落ちこんだりしたときの低い波動に落ちると、あなたは心臓病、がん、糖尿病、風邪などの低い波動に共鳴する危険がある。そのようにして病気を「キャッチ」するのだ。わたしたちはふだん、がんや心臓病を「キャッチ」するとは言わないが、実際に起こってているのはそのようなことなのである。(ある種のがんのようにアスベストや放射能といった環境の毒素によって引き起こされる病は別)。
あなたのエネルギーが特定の病と同じ低周波で振動すると、あなたは言わばその病気とのあいだに直接回線を開くことになる。低周波の振動が長くつづけばつづくほど、その病気にかかる危険が大きくなる。


引用文献:前掲書, pp.49-50

そう考えると、波動を高めるために、充実した時間を過ごし、ワクワク楽しい気持ちを持ったり、充たされた穏やかな時間を過ごせることは、本当に大事なことですね。それはチャクラにも影響するのだそうです。

健康な開いたチャクラは黒ずんでいなくて明るい。生き生きとしてエネルギッシュに感じられる。そのようなチャクラに手を置くと、エネルギーが動いているのが感じられる。エネルギー・センターの一つが閉鎖すると周辺の器官に生命力が流れなくなり、病にかかりやすくなる。このように、あなたのチヤクラは、身体が病む前に、病むのだ。

あなたの身体のエネルギー (思考、感情、信念、態度をふくむ)がチャクラやエネルギーの場で読むことのできる波動を生みだす。思考に付着した感情はあなたの全体の波動やチャクラの健康に大きな影響をおよぼす。

肯定的な思考や感情はあなたの波動の周波数を上げる。高い自尊心、愛、信頼、寛大さ、幸福感などの肯定的な感情もそうだ。怒り、悲観主義、無力感、自分を証明したいという欲求、狭量、冷笑などの否定的な思考や感情はあなたの波動の周波数を下げる。

恐れはもっとも有害な感情である。
それは波動の周波を下げるだけでなく、免疫力をも弱める。恐れを感じるたびに、闘争/逃走反応(非常事態に際し、戦うか逃げるかするために必要な生理的反応)が生みだされ、血液中にアドレナリンをどっと送りこむからだ。アドレナリンはあなたの心拍数を加速させ、血管を収納させるとともに、血圧を押し上げる。そのすべてが闘争または逃走にあなたを備えさせる。ところが、絶えず免疫系に負担をかけてそのような備えをさせていると、免疫系は疲労し、ほんとうに必要になったとき健全な方法で反応する能力を失ってしまう。(略)

さらに、葛藤する思考や感情はあなたのエネルギーを枯渇させる。たとえば、自分は愛すべき人間だと信じていながらも、心の奥底で、自分がほんとうに愛されるに値するかどうか確信をもてないと、その絶え間ない葛藤があなたのエネルギーを奪い、あなたのチャクラのシステムを閉鎖してしまう。


引用文献:前掲書, pp.75-76

健康に生きることとエネルギーの関係を知ると、日頃の生活を軽視してはいけないと、あらためて気付くことができますね。

自分次第で変わることのできる生命エネルギー。日々の生活の中で毎日、ハッピーを感じられる何かを探さなくちゃ。
長原恵子