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六日町温泉 龍気 6) 近隣の観光 雲洞庵

2013/5/16〜18、薬石風呂で有名な新潟県南魚沼市の六日町温泉 龍気(新潟県南魚沼市小栗山2310)に行ってきました。

せっかく六日町まで行ったのですから、龍気の薬石風呂だけ楽しむのはもったいない、ということで今日は六日町の観光名所として「雲洞庵」をご紹介いたします。

ここは2009年NHKの大河ドラマ「天地人」で取り上げられた、戦国時代の武将 直江兼続の修行の場所です。子役俳優の加藤清史郎君が扮した少年時代の兼続・与六の台詞「こんなところに来とうはなかった!」まさに、あの場所です。
六日町駅から雲洞庵までは路線バスが通っているわけではないので、私たちは駅からタクシーを利用しました。タクシー運転手さんのお話では、ドラマ放映当時、地元の予想をはるかに超えるお客さんがこられて長い列だったのだそうです。

田園風景の中を車が走って、雲洞庵に到着しました。まっすぐに伸びた大杉の間には不思議な静かな空気が漂っていました。とても良い香りで思わず、森林浴のつもりで何度も深呼吸してしまいます。
黒門、赤門を抜けて、きれいに掃き清められた、あの有名な石畳「雲洞庵の土踏んだか」の参道を進むと、苔むした仏像と池があります。
雨が少しふったせいか、葉っぱの上の雨雫が光っていました。人が少なかったこともあり、ここをゆっくり散策するだけでも、随分普段の生活とは時間の流れが違うことを感じます。

連立する大杉
黒門
赤門
石畳


右写真の石畳の下には法華経を一字一石づつ刻み、約1mの深さに敷き詰めてあるのだそうです。

韋駄天
 

韋駄天(いだてん):小児の病魔鬼として不老の生命を有すると信じられ、インドの一神でしたが、のち仏教の守護神とされたそうです。

本堂、座禅堂、観音堂、客殿とめぐってみると、山里の中にあるお寺の中で、代々、人の修養と鍛錬が行われていた歴史がずっしり伝わってきます。コンクリートの機密性良い建物に慣れていると、こうした開放感のある、自然とのつながりが直接感じられる場所に来ることはリセットになって良い機会ですね。
宝物殿の中にも古文書が随分、たくさん残されていました。古い歴史だからこそ、残されているものであり、迫力があります。

与六も同じような風景を見て、同じような空気を吸っていたのかなあと、考えたひとときでした。

森林浴もかねて歴史の古いお寺に行くと
心も頭も浄化されて、時間の流れが変わってきますね!
2013/6/17  長原恵子