病児・家族支援研究室 Lana-Peace(ラナ・ピース)
 
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花農家の慈愛「かわづカーネーョン見本園」

2014年3月、河津桜を見たくて河津を訪れたのですけれど、 一通り桜並木を楽しんだ後、並木から外れて、河津川を背に少し散歩していると、かわづカーネーション見本園がありました。

入場の際にいただいた資料によると、ここは園内331品種、約13,300株の
カーネーションが栽培されているそうで、市場に出荷されている品種の一般棟1つ(23品種5800株)と、現在まだ市場には出ていない新品種育成試作の特別棟が2つ(あわせて308品種、7500株)があるのだそうです。
その姿は圧巻です。お花屋さんの店頭に並ぶまでに、随分たくさんのご苦労が重ねられているのですね。

カーネーションのお花がとても大きいことにびっくりしましたし、お花の背丈が1m以上あるのにもびっくり。
あれだけ見事なお花を長細い茎で支えるには、相当しっかりした茎でないと、難しいですよね。カーネーションって、実は丈夫なお花なのですね。

そこで牧野富太郎先生の言葉を思い出しました。

草木を愛すれば草木が可愛くなり、可愛ければそれを大事がる。
大事がればこれを苦しめないばかりではなく、これを切傷したり
枯らしたりするはずがない。
そこで思い遣りの心が自発的に萌(きざ)して来る。
一点でもそんな心が湧出すればそれはとても貴いもので、
これを培えば段々発達して遂に慈愛に富んだ人となるであろう。
このように草木でさえ思い遺るようにすれば、 人間同士は
必然的になおさら深く思い遣り厚く同情するのであろう。
すなわち固苦しくいえば、博愛心、慈悲心、相愛心、相助心が
現われる理由ダ。人聞に思い遣りの心があれば天下は泰平で、
喧嘩も無ければ戦争も起るまい。
故に私は是非とも草木に愛を持つ事をわが国民に奨めたい。


引用文献:
牧野富太郎(2004)『牧野富太郎自叙伝』講談社, p.161

 
Lana-Peace 河津
 

疲労が強くて、自分を鼓舞する何かを必要とするときは、こうしたお花に囲まれて、開花のエネルギーを浴びるのも良いですね。
何か特別な造作をしなくても、お花がそこに咲いているだけで、上質なアートの中に身を置くことができますから…。
かわづカーネーション見本園には、花農家の方々が精魂込めた慈愛が詰まっている場所のように思えました。

河津桜のお花見に行かれた方、ぜひ散策の足を延ばしてみてください。
カーネーションを大切に育てた人の思いが充満しています。
長原恵子