病児・家族支援研究室 Lana-Peace(ラナ・ピース)
 
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緑と清流の中で人間の努力も感じ取れる場所
黒部峡谷・トロッコ電車
新緑の山道、渓谷を走り行くトロッコ電車って、良いものですね。2016年5月下旬、黒部峡谷トロッコ電車に乗って、黒部渓谷の自然を楽しみました。こういう山奥にトロッコ鉄道を作ること自体大変なことです。清々しい自然と、いろいろな人の努力も感じられる場所でした。

黒部峡谷鉄道はそもそも、黒部川の豊富な水量を利用した電力開発のため、川の上流へとダム工事が進んでいくことに伴い、作業員や建設資材を奥深い山へと運ぶために利用されていた鉄道でした。日本電力株式会社によって大正12(1923)年、宇奈月を起点として着工された黒部軌道の工事は、14年の歳月を経て、昭和12(1937)年に欅平まで開通しました。業務用の鉄道でしたが、観光利用を希望する強い声があがり、昭和28(1953)年には地方鉄道法による営業認可を受け、昭和46(1971)年に黒部峡谷鉄道として発足したのだそうです。
 
宇奈月駅から出発!
トロッコ電車に乗って出発です。普通客車、特別客車、リラックス客車を選べますが、私は窓のない普通客車で出発です。風を感じながらの旅でした。5月の宇奈月駅では半袖でちょうど良いくらいの暑さでしたが、トロッコ電車で山の方に進んでいくと、特にトンネル内を通る時はかなり肌寒い感じがします。長袖上着はとても重宝しました。 トロッコ電車の道中は、富山出身の女優 室井滋さんのとても元気なナレーションが流れます。
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山彦橋(旧山彦橋)
宇奈月駅を出るとすぐに赤い橋の新山彦橋を渡っていきます。その下流にかかるのが「山彦橋」。かつての鉄道が通っていたところで、今では遊歩道です。
弥太蔵橋と山彦橋
下の写真の向かって左側が弥太蔵(やたぞう)橋です。山彦橋のすぐ近く。弥太蔵橋の手前には写真では見えにくいけれど、吊り橋があります。
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野生のニホンザル
トロッコ電車と沿うように走る道路には、野生のニホンザルが山から出てきて、のんびり一休み。
湖面橋と宇奈月湖(最寄:柳橋駅)
宇奈月ダムによって堰き止められた水により、できた宇奈月湖。赤い湖面橋は水の色に映えてきれい。
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新柳河原発電所(最寄駅:柳橋)
まるで古城のような建物ですが、こちら発電所です。
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サル橋(最寄:柳橋)
柳橋駅を出発すると4分くらいで、右手に見えてきます。宇奈月湖から高さ15mのところにかかった橋。手すりもなにもないけれど、実はこちら野生の猿が対岸へ行き来できるようにかけられたものだそうです。
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仏石(最寄:森石駅)
こちらかつて湯治に通った人々が安全祈願した仏石。天然石を仏様に見立て、赤い布がかけられているそうです。
水路橋(最寄:黒薙駅)
猫又から新柳河原発電所まで送られる送水用の水路橋で、黒薙川にかけられたものです。
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出し平ダム(最寄:出平駅)
出平駅よりも手前に壮大な出し平ダムが見えてきます。出平駅近くには木に絡まるように緑の植物が、空に向かって伸びて、白いお花を咲かせていました。
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ねずみ返しの岸壁(最寄:猫又駅)
ねずみも引き返したほどの岸壁ということで、ついた名前だそうです。この近くの駅は「猫又」という駅名ですが、ねずみが引き返すだけでなく、ねずみを追いかけてきた猫もまた引き返してしまうほど、急峻な岸壁だからとのこと。黒部川第二発電所の向こう側にそびえたつ岸壁です。
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目黒橋(最寄:猫又駅)
黒部川第二発電所へ渡る橋です。赤い橋の角が曲線を帯びて、風景の中にとっても馴染んでいました。
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美しい水と渓谷の風景が続きます。場所によって水の色が変わったり、透明度が増したり! 新緑も美しく、とても清々しいマイナスイオンたっぷりです。
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万年雪(最寄:鐘釣駅)
鐘釣駅で途中下車して、万年雪を見てみました。百貫山に降った雪が雪崩によって谷に堆積した場所だそうです。鐘釣駅のそばには、ハクウンボクがまっ白な花をたくさんつけていました。
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小屋平ダム(最寄:小屋平駅) 
トロッコ車窓から見ることができます。当日は向かって左側は乾いて、コンクリート面が見えていましたが、右側半分だけが水が流れていたようです。
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欅平の散策
トロッコ電車終点の欅平駅で下車して、散策してみました。
欅平のホームの壁には、富山県産の杉間伐材が使用されていました。
デザインとしても、きれいだけれど、とてもあたたかみのあるホームです。
駅構内でイワナが飼われていました。
きれいな水でないと、イワナは育たないと言われますから、それだけ水がきれいってことですね。
当日は猿飛峡への散策道は閉鎖されていたから、残念ながら訪れることはできなかったけど、人喰い岩などは訪れることはできました。
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欅平周辺は渓谷に囲まれているので、空がとっても高い感じを受けます。まぶしくて広いです。雲の形もおもしろいなあ。
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このあたりは下流に比べて、岩肌がごつごつした感じが多い印象を受けます。水の勢いもあって、清流が岩にぶつかって、きれいな水しぶきをあげています。
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人喰い岩
黒部川にかかる高さ34mの奥鐘橋の向こう側には、人喰い岩と呼ばれている岩があります。
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Lana-Peace 黒部峡谷 人喰い岩は、見れば見るほど、力の均衡ってすごいなあと思える場所。
道中には「日本一深くけわしい黒部峡谷のどん底です。」と注意喚起された看板がありました。黒部渓谷は今もまさに浸食と崩壊が繰り返されているため危険を促したものです。
上の写真、右上方に赤い点が見えますよね。これ人喰い岩の上方で、倒木の落下事故などが起きないように、作業が行われていた様子です。こうしたおかげで、より安全が保てるように努力されています。

散策の途中、 十分根がはれるのかな?と思うような岩の隙間からも、いろんな植物が顔を出し、川沿いの木もかなり背が高いものもあります。
力強い生命力がとても伝わってきます。

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欅平駅近くには、背の高い木がたくさんあります。つり下がったサワクルミの花やホオノキの白いお花もきれいです。

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Lana-Peace 黒部峡谷 こちら欅平ビジターセンターにあった黒部川の花崗岩です。
黒部川の花崗岩は、地表に露出する花崗岩の中で、なんと世界で一番新しい花崗岩なのだそうです。
新しいと言っても、80万年前です。
80万年前、マグマが冷却固結したことによってできた石。
当時の黒部峡谷って、一体どんな感じだったのでしょう?
Lana-Peace 黒部峡谷 豪雪地帯の山奥にあるトロッコ鉄道、営業運転は毎年11月末に終了されるそうですが、雪から線路を守るために、一部の線路レールや枕木は取り外して、春に備えて保管するそうです。でも冬の間、ダムや発電所の点検で働く人々もいるわけで、線路に沿って設けられているシェルターのような冬期歩道を歩いて、荷物を運ぶそうです。そういう人たちの努力のおかげで、ダムが維持され、発電が確保されているんだってこと、忘れてはいけない。
 
黒部渓谷はたくさんのマイナスイオンを浴びながら
自然の生命力の強さや太古の時代を感じられる場所でした!
長原恵子