お子さんの看病が長く続くと、ご両親の体調もバランスを崩すことがよくあります。また、お子さんを亡くされたご両親にとってはショックのあまり、食べる、寝る、そうした基本的な生活も不調が起こり、薬を飲んでも、点滴をしても、なかなか思うように回復しないことがあります。
気晴らししたくても、寒い時期には散歩にでかけること自体が億劫になるかもしれません。そういう時は温室がおすすめです!
先日、板橋区立熱帯環境植物館に行ってみました。
区の施設だから格安です。大人240円也。小中学生なら120円で未就学児は無料です。こちらは、板橋清掃工場で発生した熱エネルギーを利用したものだそうです。お隣には高島平温水プールもありました。そういうエネルギーの循環ってすごくいいですね。
さて、券売機の左側奥にコインロッカーがあります。100円を入れたら施錠して、あとで戻って来る方式です。温室の中は結構暑いので、冬は上着を脱いでいった方が良いですね。階段を下りて行くと、ミニ水族館から始まります。こんなに?と思うほど、結構いろんなお魚がいます。えいが2尾もいる大きな水槽を抜けたら、そこはもう熱帯エリアです。熱帯植物園が広がります。いろんな植物がいきいきと生きていて、温室の中に生命力が充填された、そんな気持ちになってきます。
植物園の中ではマレーシア料理もいただけるカフェがあります。ここは池袋のマレーチャンが出店しているようで土日祝日・夏休みの営業。ココナッツカレー、ココナッツチキン、ナシゴレン、デザートもあります。こども向けに少量ずつのお子様セットもあります。私は当日ココナッツカレー(800円+税)をいただきましたが、スパイシーで温室効果もあってさらに汗がたくさんでてきました。真冬の東京とは思えない感じです。
さて、温室の植物たちの発散するエネルギーとカレーのおかげで、身体がほかほかしていたので、勢いに乗って温室の近くにあるこども動物園の高島平分園に足を延ばしてみました。植物園からは西に向かって歩いて5分くらいです。高島第一中学校のそば、徳丸ケ原公園の一画にあります。本園ではないので、規模は小さいのですが、入場料は無料で、リス、うさぎ、モルモット、ポニー、羊、山羊、インコたちがいます。
無料なのに、こんなにいっぱい!?
せっかく高島平まできたので、最後に昆虫公園にも行ってみることにしました。徳丸ケ原公園前交差点を南下し、くるみ保育園のすぐそばのバス停から東武練馬行きのバスに15分ほどで乗って「宮の下」で下車します。そしてバスが通った道を東武練馬駅方面に少し戻ると、昆虫公園入口につづく道があります。
昆虫公園も無料。あいにくこの時期は蝶舎はクローズされていたけれど、冬越ししているアゲハ蝶のさなぎを見ることができました。虫舎もカブトムシは土の中。寂しい感じ。でも春、夏、秋はきっとにぎやかで楽しいだろうなあ。公園は斜面を利用して作られていて、美しいスイセンがひっそりと咲いていました。
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