昨日(2014/10/19)、東京の調布飛行場で開催された調布飛行場まつりに行ってきたのですが、その第2会場にもなっている武蔵野の森公園に足を延ばしてみました。武蔵野の森公園は調布飛行場を挟んで北のエリアと南のエリアに分かれているようなのですけれど、私が訪れたのは北のエリアです。
遊歩道が整備され、木々や芝生がたくさん植えられて、とてもたくさんの方が遊びに来ていました。芝生で寝転んでいたり、散歩したり、ジョギングしたり、のんびりご飯をたべたり、日光浴しながらお昼寝したり…
芝生と木のバランスがとても良い感じです。大きなメタセコイアの木が葉を茂らせ、ガマズミの実は美しく赤色に光っていて、それぞれの自然の美をいろいろと感じることができます。
蝶もたくさん飛んでいて、ツマグロヒョウモンがムラサキツメクサの蜜を吸っていたり、芝生の間からバッタがピョンっと飛び出してきたり、小さい生き物の存在に改めて気付かされます。
飛行場の角の西北にあたる公園のエリアは、なだらかな丘陵になっているため、てっぺんにのぼると飛行場の全景がよく見えます。
青空の下、視界を遮るもののない広大な平地を見下ろすと、気分もすっきりします。いつのまにか空からプロペラ機が現れて、滑走路に向かって下降する姿をみるのも楽しいですね。
針葉樹が集められてきれいに植栽された小山もあって、まるで小さな森の中に迷い込んだようです。もちろんちゃんと歩く場所はわかりますが。
きっと小さなお子さんは、この先どうなってるかなあ!?と、わくわくしながら進んでいけそう場所です。
ここは防災公園として計画された場所でもあるため、生活用水として力を発揮する井戸や修景池もあり、鴨がたくさん泳いでいます。お手洗いも充実しています。
また公園の道路を挟んで北東側には、戦争の時に軍用機を空襲から守る格納庫「掩体壕」が2つありました。
遺物として展示されているわけですが、今は平和な時代なんだなあって、静かに語りかけているようです。
西武多摩川線多磨駅やJR三鷹駅南口から小田急バス(朝日町または車返団地行き)「野水1丁目」を利用できます。
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