動物園のそばで森林浴 金沢自然公園 |
今日は動物園のすぐそばで森林浴が楽しめる森、金沢自然公園をご紹介したいと思います。2015年8月下旬に行ってきました。
こちら「金沢」と言っても、石川県金沢市ではなくて、神奈川県横浜市金沢区にある公園です。金沢自然公園の中は動物園エリアと植物区エリアに分かれています。そして植物区エリアはいくつかの場所で構成されているのですが、とても敷地が広いところ。今日ご紹介するのはその中で「しだの谷」と呼ばれる辺りです。この辺りの元の地形(山)を活かして整備された、とても素晴らしいところです。
金沢自然公園の最寄り駅は京浜急行の金沢文庫駅です。駅からバスで十数分揺られて、バス停 夏山坂上で下車になります。詳しくはこちらで取り上げているので、ご参照ください。夏山口から金沢動物園を目指すと、途中で分かれ道になっていて、左に進むと金沢動物園入口、そのまま直進すると植物区エリアへ進むこともできます。
私は動物園を見終わった後、植物区エリアに行って見ました。動物園内のオカピ(キリンの仲間)のそばに「円海山ゲート」があり、植物区へとつながる道があります。ゲートを出ると、なだらかな下り坂になっていました。土の上には小さな石がたくさんなので、小雨程度ではそんなにぬかるむ感じもありません。また、横浜横須賀道路がすぐそばを走っていますが、車の音はさほど気になるほどではありません。
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「円海山ゲート」 |
横浜横須賀道路に向かって歩きます |
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直進すると看板が見えてきますので、ここ「しだの谷口」を右折します。
※写真看板は右折したところからとったものなので、円海山ゲートから直進した時には、逆方向の看板が見えています。
しだの谷には、とてもきれいな水の流れ沿いに、しだがたくさん生い茂っていました。澄んだ水と植物の組み合わせって、何か落ち着きますね。
ここは湿地ですが、板が敷いてあるので、歩く時も大丈夫です。そして小雨の森の中では、木の葉っぱが傘代わりになって、傘にあたる雨粒が少ないような気がします。 |
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今度は左折で、登り坂です。傾斜が急な所は階段が整備されているので、足元も安全です。本格的な登山ではないけれど、山の中の土の上を歩くのも、いいですね。途中、たくさんちょうちょを見かけました。 |
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看板ではさくら山広場のあたりにきましたが、そろそろ雲行きが気になるところなので、又元来た道を少し引き返すと、またもや分かれ道が。
これを直進するとまったく同じ道になってしまうので、左の方に進んでみました。この道は一部、傾斜の強いところでも階段になっていない部分があるので、つるっと滑りやすそうですが、傘を杖代わりにゆっくり降りると大丈夫でした。 |
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そしてオレンジと白の「C」の看板が見えてきた辺りで、また整備された道になりました。足元に気を取られない分、周りの緑をきょろきょろと楽しむことも、できますね。 |
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そろそろ出口に近付いていきます。たくさんのしだや何種類かのお花が、木の根元を埋め尽くしていました。 |
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のんびり歩いて1時間弱。傾斜が急な所もあったので、気分はすっかり登山した感じです。駅からバスに乗っても、十数分。気軽に行ける場所で、こんなに緑いっぱい楽しめるところがあるって、いいですね。
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上記の行程をベビーカーや車椅子で散策するのは、難しいけれど、杖をついてゆっくり歩けるこどもは左図のルートがお勧め。しだの谷口から南下、直進するルート(左図の緑の矢印)は、足場がきちんと整備されているので、自分のペースで楽しめると思います。 |
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動物園の帰りに、マイナスイオンたっぷりの森林浴で頭を冷やしながら
リセットするのも、いい機会だなあと思います。
2015/9/5 長原恵子 |