木と花のエネルギーが満載 神代植物公園 |
2015年10月、秋バラを見に行きたいなあと思って、秋のバラフェスタが開催されていた東京都調布市の神代(じんだい)植物公園に行ってみました。
ちょうど手術の日から3年目の日。バラの開花エネルギーをたくさんいただいて、新しくまた1年を元気に始めたいなあと思ったからです。
1959年、アメリカ ロサンゼルス市中央公園のローズガーデンに植えられていたバラが神代植物公園に寄贈され、それをもとにバラ園が造られたのだそうです。寄贈当時、80品種だったバラは、2014年の時点で13種まで減っているそうですけれど、50年以上前の日米親善の思いがこんなに立派なバラ園として育っているのだなあ…。
当日
大勢の人が来られており、美しいたくさんのバラは圧巻で、十分満喫できました(美しいバラはまたけいこかふぇでこれからご紹介します)。
バラフェスタ会場では、バラにちなんだドリンクやスイーツなども販売されていました。当日、日差しの強い暑い日だったので、バラのジュースをいただいてみました。こちら本物のバラの花びらと天然水で作られたものだそうです。甘い香りと、甘酸っぱさが口の中に広がります。
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バラ園を堪能したあと、バラ園を背に公園内を進んでみると、たくさんのダリアがきれいに咲いていました。バラもきれいだけど、ここのダリアはとっても見事ですよ!
花盛りのダリアが咲いていると知らないまま、公園内をうろうろして見つけたので、思わずわくわくしてしまいました。
バラフェスタに行かれる方は、ぜひ、ダリアのエリアにも足を延ばしてみてくださいね。
夕方、閉園近くになって、職員さんたちが丁寧に水やりされていました。 |
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さてこの公園、もっと嬉しかったのは、森林浴として十分楽しめること!
「植物公園」という名がついており、公園内はバラ園、うめ園、つばき・さざんか園、つつじ園、ぼたん園、大温室(温室は平成28年春まで改修中)、野草園のエリアに分かれていますが、その合間には、広々した自然林や大きな芝生があるのです。芝生の奥にはひょうたん、ヘチマ、オクラ、ツノナスなどが栽培されている畑もあります!
芝生にはとても大きなシロガネヨシ(パンパスグラス)がありました。
その背丈は大人の身長をはるかに超えて、3メートルくらい?
向こう側がすっかり、見えなくなるほど、シロガネヨシの山ができあがっています。よちよち歩きの男の子が、興味深そうにシロガネヨシに近づいて、長い葉っぱの陰に隠れて、お父さんと一緒にかくれんぼしていました。
当日はバラフェスタのため、人がバラ園に集中していたせいもあるのか、林の中や芝生のエリアは、ほとんど人がいなくて、とっても静かに自然を感じることができました。こんな便利な街中で、のんびりと土の匂いや穏やかな川の流れ、葉っぱのかさかさ触れ合う風を感じられるような場所があるって、なんだかとっても嬉しくなりました!
すごく良い場所です!
どのエリアも適度に人の手が入って整えられています。季節が変わりゆく自然の力強さと、公園職員さんの行き届いた気配りがうまく調和しており、どこもかしこもやさしい雰囲気に満ちた場所でした。
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なお、この公園ではエリアによっては舗装された道が設置されているので、当日(特にバラ園周辺)は、車椅子でバラを鑑賞されている方が、とても多くいらっしゃいました。私は深大寺門から入りましたが、入口には車椅子とベビーカーの貸し出しについて、お知らせされていました。
何と書いてあるかと言いますと、
<貸出用車椅子>
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有料区域内のみ使用可能
(深大寺やお蕎麦屋さんにはいけません)
※駐車場まで往復に使用される場合は職員に申し出てください
(門まで要返却)
<貸出用ベビーカー>
生後7か月から36か月まで、体重15kgまで
有料区域内のみ使用可能
※門から外へは出られません
虫除けもあるそうです。
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深大寺のお隣にある「神代植物公園」いろんな楽しみ方ができる
場所なので、時間に余裕を持っていかれるといいと思います。
2015/11/29 長原恵子
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