友人から「とても良いパワースポットがある」と評判を聞いて、2017年3月、早速行ってみました。長野県松本市。お目当ての四柱(よはしら)神社も良かったのですけれど、松本城を中心とした周辺エリア一帯で、かなり力強い土地のエネルギーを感じたので、今日はご紹介いたします。
松本城の観覧券売り場を経て黒門を入ると、左手に「宇宙ツツジ(認定26号)」を見ることができます。 こちらは日本人初の女性宇宙飛行士 向井千秋さんと1994年、宇宙を旅してきたというツツジの種から発芽したツツジ。若葉がようやく出始めたかなあというところでした。お花が咲く頃が楽しみですね。宇宙の力をたくさん浴びてきたツツジ。実に強力なパワースポットです!
松本城は現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝のお城、とのこと。16世紀から様々な変遷を経てきた松本城。明治の初めには門や塀が破却がされ、天守建物も払い下げになるなど、随分大変な目にあってきましたが、それでも今の形を伝えているのは、たくさんの人々の思いが詰まっているからこそ。まさにパワーの集まりですね!
これは明治43(1910)年頃、修理実施真っ只中の写真です。 城内に額に飾って収められていたので、写真に撮ってみました。 こちら明治の修理は完了したのは、大正2(1913)年前後ということで、明治の修理には10年かかったのだそうです。 そしてお城の修復はその後も行われ、昭和25(1950)年、国の事業で天守の解体修復が行われました。 ついに 昭和27(1952)年、国宝指定されたそうです。
松本城の中から見た峰々は、恐らく常念岳と横通岳です。山の神に下界の人々が守られている感じ。
松本城の天守六階最上階、井桁梁の天井中央に祀られているのは「二十六夜神」です。
二十六夜神にまつわる伝説を少し…ある月夜の晩、松本城本丸本殿で夜中の守をしていた武士の前に、美しいお姫様の姿に変えた二十六夜神が現われました。そして毎月26日に3石3斗3升3合3尺のお餅をついて供え、それを藩士皆でわかちあえば、国が豊かになる、というお告げをもたらしたのです。そこから、二十六夜神がこの天守天井に祀られることになったそうですが、見えないものに感謝して、皆でありがたくわかちあうってところが良いですね。それは元和4(1618)年から、明治維新のころまで、続いていたのだそうです。その信心の強さというか、継続する力というか、そうしたものが、土地の持つパワーにもつながっているような気がします。 お城の下を支える巨石の積み上げも見事です。何トンもあるはずの建築物を支えていると考えると、建築の叡智の集結も、一種のパワースポットってことですね。
そしてお城の北側、道路を渡るとすぐ松本神社があります。
神社の建物の屋根の高さと比べると、どれだけ大きいかわかります。こんなに大きな木が育つということは、地下に根をしっかりはって、大地の栄養を吸い上げているということ。ここの地下に潜むエネルギーは、すごいと思います! そしてそこから更に北上すると、旧開智学校がありますが、その入口手前にあるのは、大きなポプラの木。 一本の幹から、エネルギーが噴水の如く湧き出て、空に向かって伸びている五本の立派な幹と枝。まるで神様!って感じがいたします。 若葉が出たら、更に美しいだろうけれど、でもまだ出る前だからこそ、幹と枝の勢いのすごさがよくわかります。
そしていよいよお待ちかね、四柱神社のご紹介です。四柱神社は松本城からまっすぐ南下すると、田川にかかる千歳橋の手前、左手に見えてきます。
四柱神社の御祭神は 「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」 「高皇産霊神(たかみむすびのかみ)」 「神皇産霊神(かみむすびのかみ)」 「天照大神(あまてらすおおみかみ)」 いろいろなご縁を結び、新しく何かを生み出してくれるのだそうです。 恋愛、友人、子宝、仕事、自分にとって新しく始まる何か…人それぞれ、望むご縁は違うだろうけれど、とても評判良いんですって。
そして、見上げると、美しい彫刻の数々が…。 彫刻刀を一彫、一彫、慎重に大切に彫り進めた作り手の方のパワーが伝わってきます。
さて世柱神社の本殿の屋根の上、空を見上げてみると、あらまあ、鳩が。
松本滞在中の2日間、翌日も四柱神社に午前、午後、立ち寄って、お参りに行ってみました。いつも穏やかで良い気が満載でした。これから良い事あるといいな。 四柱神社を出ると、すぐ近くにそば粉のガレットの素敵なお店がありました。そして松本駅近くでおいしいお蕎麦屋さんもありました。 Lana-Peaceのブログで取り上げましたので、興味がある方は、クリックしてみてください。