病児・家族支援研究室 Lana-Peace(ラナ・ピース)
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時間に追われる日々を過ごしていると、ついつい、忙しさの中に何もかもが埋もれてしまいがちです。心のアンテナも。また病気のためにどこか痛いところがあると、そこばかりに意識が集中してしまい、他の部位のことは見過ごしてしまうことも、よくあります。
また、病気であると、自分の身体に満足できず、いろいろな不平が口をついて出てきてしまうかもしれません。病床では、あれもこれも、自分以外の人が羨ましく思えてしまうもの。それは自然な心の働き。

ロバート・ブラックウルフ・ジョーンズ先生の本の中に、こんな言葉がありました。

私たちは生涯を肉体の中で過ごす、
昼も夜も、眠っていても目覚めていても
家でも、仕事でも、遊んでいても。
これだけ親しくつきあっていて、
私たちは自分を愛しているだろうか?
聖なる光が見えるようになっただろうか?
アー・ダ・ニンに至っただろうか?

あなたを守ってくれる指に感謝しなさい。
あなたの体重を支え、
人生の長い道程をゆかせてくれる足に感謝しなさい。
たゆまぬ鼓動であなたの体に血をめぐらせてくれる
心臓に感謝しなさい。
体内のあちこちの器官に栄養と酸素を送る
川となってくれる血管に感謝しなさい。
森のすばらしい香りを持ち込んでくれる
鼻に感謝しなさい。
沈む日の美しさを見せてくれる目に感謝しなさい。
嵐の中でレインコートとなってくれる皮膚に感謝しなさい。
宇宙の交響楽を聴かせてくれる耳に感謝しなさい。
創造者の飲み物、
新鮮な冷たい水を渇いた喉に味わわせてくれる
舌に感謝しなさい。

引用文献:
ロバート・ブラックウルフ・ジョーンズ, ジーナ・ジョーンズ著, 加藤諦三訳(2008)『アメリカインディアン聖なる言葉』大和書房, pp.173-174


ジョーンズ先生の言葉は改めて思い出させてくれますね。
私たちがこの世で生きている上で「肉体」を伴っているからこそ、たくさんのことを経験できるのだと。
そして、自分の身体が一つの世界を作り出しているのだと。

「これだけ親しくつきあっていて、私たちは自分を愛しているだろうか?」
自分を愛するという表現は、日本人にとってはちょっと大げさに聞こえるかもしれません。
でも「これだけ自分の身体と親しくつきあっていて、自分の身体のすみずみの細胞たちに、感謝しているだろうか?」
そんな風に読み替えれば、きっとどなたにも通じるように思います。

自分の肉体はそうした細胞の集合であり、その統合を自分が享受していることによって自分の生が成り立っているのだ、と気付かなくちゃいけませんね。私たちが感謝しても、感謝しなくても、私たちの細胞はこつこつと地道に働き続けてくれているのですから…。

 
あなたのお子さんが、自分の身体を大切に思えますように。
長原恵子