病児・家族支援研究室 Lana-Peace(ラナ・ピース)
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2014年4月上旬、清里高原を訪れたのですが、当日あまりお天気が安定しなくて、風が少し強く、薄曇りの空から時折、陽光が差し込むような日でした。快晴を望めなかったのは残念でしたが、まぁそういう日もあるか…と思って散策して、見事に咲いていたクロッカスの写真などをとっていたところ、突然、霰(あられ)が降ってきました。
びっくり。4月なのに霰とは!
傘を持っていなかったので、急いで屋根のある場所まで駆け足したのですが、ふと目をやると、それまできれいに咲いていたクロッカスが、お花を閉じて寒空の中、立っていました。
霰が降っても逃げないで、そこにじっと立っていたクロッカス。

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お子さんが療養中、良くないことが起こったり、あるいは変わり映えのない日がずっと続くと、お子さんの態度や言動に段々と変化が見られるようになることがあります。ご両親が良かれと思ってアドバイスしたことに、ちっとも耳を傾けなかったり、すっかり心を閉ざしてしまったり…。
そうした様子を目のあたりにするご両親は、気がかりなことがますます増えて、苦しい気持ちでいっぱいかもしれません。
でも、お子さんは決してご両親に反抗的になっているのではないのです。お子さんはお子さんなりに、自分を守ろうとしている結果なのです。
クロッカスのお花が霰が降っている間、お花を閉じたように。

大変なことが起こった時、それでもそこにいなければいけない時、どうすれば良いか…?
大変なことに、体当たりするだけが解決方法ではありません。
そこで何らかの方法でうまく場をしのいで、好機を待つことも方法の一つだと思います。それは決して逃避ではないのですから。
無用に力を消耗しないで、これからのために力を蓄えているのです。

 
霰が止んで、陽光が射すようになったら、またお花は開きます。
あなたのお子さんも、そうであることを、どうかお忘れなく…。
長原恵子