病児・家族支援研究室 Lana-Peace(ラナ・ピース)
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バーニー・シーゲル先生は、人間の治る力を引き出すための働きかけを追求してきたアメリカの医師ですが、その著作『奇跡的治癒とはなにか―外科医が学んだ生還者たちの難病克服の秘訣』(1988, 日本教文社)の中でイスラム神秘主義であるスーフィ派のたとえ話を挙げ、次のようにおっしゃっています。

ある男が、自分の家の前の街灯の下で腹這いになっていた。
すると見知らぬ男が通りかかった。男は鍵を探している。
で、見知らぬ男も手伝おうと腹這いになって探し始めた。
しばらく経って、見知らぬ男が
「どのへんに落したんですか?」と訊くと、
「家の中です」と言う。
見知らぬ男は怒って
「じゃあ、なぜこんなところを探すんだ」と訊く。
「家の中は暗いもんだから」

意識的な心の中では、光は役に立つ−しかしわれわれは、無意識の暗やみの中で治癒のための方法を探さねばならないのだ。
医師は明るいところで働く。
彼らは弁舌爽やかで理路整然としている。
一方、患者の世界はまっ暗かもしれないが、灯りをともす手段はある。
人間はそれぞれの体に火花を持っている。神の火花と呼んでもいいだろう。その火花は存在し、健康への道を照らす。
治せない病気はない。ただ治せない人聞がいるだけだ。


引用文献:
バーニー・シーゲル著, 石井 清子訳(1988)『奇跡的治癒とはなにか―外科医が学んだ生還者たちの難病克服の秘訣』日本教文社, p.123

暗い家の中で落とした鍵を、明るい家の外で探しても見つかるはずはないですよね。一見、男性の鍵探しは矛盾するものの、よくよく考えてみれば、人間の心とは誰しもそういう部分を持っているような気が致します。

私たちの心の中はあまりに奥が深くて、ところによっては迷路のような鍾乳洞のようになっているかもしれません。自分自身、自分の心の中をよくわかっている部分もあれば、まったく見当がつかないところもあるかもしれません。もちろん、それすら気付いていないことも、あるでしょう。

あなたのお子さんが、重い病気だと診断されてしまったとき、おそらくご家族は「そんなはずはない」とか「何かの間違いだ」という気持ちでいっぱいだと思います。
そして、しばらくの間は頭の中が混乱して、どうして良いのかわからなくなってしまうかも。
きっとあなたの心の火花は、うまく発火していないだろうと思います。
それもそのはずです。
だってあなたの大切なお子さんのことですから…。
そういう方のために、Lana-Peaceではヒーリング&カウンセリングワークを通して、ご家族の考えるお手伝いを行って、それが病気のお子さんのために良い方向につながっていければ嬉しいなと思っています。

 
心の火花はうまく着火して、発火し、それが続くようになれば、きっとあなた自分の心の中で、うまく整理できるようになっていけますから…。 
長原恵子