忘れてはならないことは、やるときは、ただやるだけなのです。悲観的になってはならないのです。
こころの中に、言訳や悩みに対抗できるような足場を作るのに何年もかかりました。
そうしたものを取り除けるには時間がかかるものです。
自分のやったことをあれこれ評価してはなりません。ジョギング初心者のように、「すばらしい ― やったあ」と思うことです。「良いジョギングだった」とか、悪いジョギングだったとか、考えてはならないのです。
それはただ、ジョギングなのです。それだけでいいのです。
引用文献:
ジョーン・ボリセンコ著, 伊東博訳(1990)
『からだに聞いてこころを調える』誠信書房, pp.42-43 |