病気になると、いろいろなことを考えますよね。
ましてその病気が大切なお子さんに起こったものであれば、
ご家族は本当に胸がつぶれそうな思いがすることでしょう。
「心が折れてしまう」ような感覚となった方もいらっしゃるのでは…
以前から、ずっと、病気の子どもたちとそのご家族を支援するための活動をしたいと思っていました。
そのため、いろいろ自分なりに努力を重ねてきました。
そんな折、自分ががんと診断されました。
様々な心の葛藤が起こり、いろいろな決断事のたびに、自分が大きく揺さぶられることとなりました。自分にとって、一番大きく重かった人生の岐路。そこで、自分自身を立て直すきっかけの力をくれたのは、病気のこどもたちでした。十数年前に小児外科病棟で看護師として働いていた頃に出会った、病気のこどもたち。大変な治療を乗り越えていたこどもたち一人一人の顔が、走馬灯のように思い起こされて、自分を励ましてくれることとなったのです。
おかげさまで今は元気になり、以前よりも調子良く過ごしています。また、自分が患者の立場を経験したことにより、医療の在り方への視線が変わりました。そして、本来人間が持つ自己治癒力を強く意識するようになりました。今の時間があるのは、病気のこどもたちのおかげなので、こどもたちとそのご家族に恩返ししたいと思い、Lana-Peaceという形を立ち上げました。
病気の子どもが、その人生を十分に楽しく生きることができますように…
そしてご家族が、温かな力をいつも得ることができますように…
そのような願いで活動していきます。
このサイトは主にご家族向けのページです。
こどもたちにはこちら「けいこかふぇ」をぜひどうぞ!
病気のこどもたちが楽しい気分になれると良いなぁと思って、2006年から、私がはじめていたサイトです。こちらもこどもたちの役に立てれば、嬉しいです。
病児・家族支援研究室 Lana-Peace (ラナ ピース)
代表 長原恵子 |