信念と治癒 2 |
言葉によって人間の体内で変化が生み出されるという矢山利彦先生のお考えを信念と治癒 1のページでご紹介いたしましたが、これはホルモンのような化学物質だけではなく、目には見ることはできないけれども存在する
「波動」にも影響があるようです。
ここで矢山利彦先生と五日市剛先生の対談をご紹介したいと思います。 |
(矢山先生談)
いい情報をたくさん持っている可能性のある人は、やはり相対的に脳の働き.がスムースにいっているわけですから、工ンドルフィンとかセ口卜ニンがちゃんと出ている人なのです。
エンドルフィン、セ口トニン、ドーパミン、ギャバ(安定のホルモン)を出して情報処理をしている人間間士が接触したときに気の波動が共鳴します。
人間の脳は神経伝達物質という化学物質を出しているコンピューターですから、それのフィールドがあるのです。
そのフィールドが近いと共振し、お互いプラスの情報を共有したり交換するわけです。
(五日市先生談)
同じ波動は引き合うわけですね。
類は友を呼び、互いに高めあう。
(矢山先生談)
そうです。自分の認識を高めてくれるわけです。
引用文献:
五日市剛・矢山利彦(2007))『運命が変わる 未来を変える』
ビジネス社, pp.102-103 |
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これを整理して考えてみますと、次のような流れになるでしょう。
好ましい言葉(物事に対する感謝)を発する
→肩桃体(大脳辺縁系への入り口)に伝わる
→→それが「快」と判断される
→→→快のホルモンが分泌される
→→→→治癒のメカニズムが促される
→→→→→こうした人が集まると、気の波動が引き合い、共鳴する
→→→→→→お互いにとって良い効果が生まれる |
自らの心のあり方を変え、それを表現していくことによって、自分の身体が変わり、更に望むような出会いが引き寄せられ、それはもっと良い状態へと変化していくことが期待できますよね。
お子さんが病気になってしまった時、医師の施す治療に対して受身の姿勢になってしまうことがあります。ICUのような環境に入院している場合は、特にそうなってしまうでしょう。
それが治る方向へと向かっている時は良いのですが、もしもその治療によってお子さんの回復が芳しくなかった場合、ご両親は心が脱力するような気持ちになるかもしれません。
でもあなたはお子さんの親としてできることがあるのです。決して無力な存在なのではなく、医師にはできないけれども、あなたであればできることがあるのです。
あなたのかける言葉、それは誰よりもお子さんにとって影響が強いものです。あなたの言葉がお子さんの治癒のメカニズムの底力を引き出し、良い出会いを引き寄せるような働きかけができるといいですね。 |
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言葉によってたくさんの良い変化のきっかけがあなたとお子さんに得られますように。 |
2013/8/22 長原恵子 |