病児・家族支援研究室 Lana-Peace(ラナ・ピース)
 
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立山黒部アルペンルート
(4) 室堂ー大観峰

2016年5月下旬、立山黒部アルペンルートに行ってきました。目前に広がる大自然は、とても雄大で、人間って何て小さい存在なんだろうと思うことばかり。雪深い場所であるけれど、その時期を越えてこうして、春になって顔を出しているもの1つ1つ、そのすべてにとても力強いエネルギーがあるように思いました。

そして、アルペンルートの中に黒部ダムがあります。黒部ダムは堤高(ダムの基礎地盤から堤頂まで)が日本一の大きさで、世紀の大工事と称された20世紀の大事業。雄大な自然の中に人工物を作ること…それは近代発展に必要な電力確保のために、人々が挑んだものですが、想像を絶するような苦労があったのです。
厳しい自然環境と過酷な労働の中でも、こうして立派なダムができあがったことを考えると、先人の叡智と努力は感服に値します。

また、立山黒部アルペンルートの交通手段も、どれもこれも、苦労の末にできたものばかり。そして環境保護を意識されたものでした。乗車中は快適な移動で、場合によっては数分で終わるけれど、その背後にあるものを見過ごしてはいけませんね。

というわけで、立山・黒部アルペンルートを通じて、大自然によって浄化され、たくさんのエネルギーを分けて頂く機会を得て、いろいろと考えるきっかけになりましたので、今回、ご紹介しようと思います。

  (1) 立山ー美女平 立山ケーブルカー
  (2) 美女平ー室堂 立山高原バス
  (3) 散策 雪の大谷・みくりが池
(4) 室堂ー大観峰 立山トンネルトロリーバス
  (5) 大観峰ー黒部平 立山ロープウェイ
  (6) 散策 黒部平高山植物観察園
  (7) 黒部平ー黒部湖 黒部ケーブルカー
  (8) 散策 黒部ダム
 
(4) 室堂ー大観峰(立山トンネルトロリーバス)
 

立山黒部アルペンルートは、現在の技術をとても上手に 観光に取り入れていると思うのだけど (ホームページも充実しているし、ライブビューとかありますが)
たとえば、駅の中で、アルペンルート内の各名所の「現在の様子」を、知ることができます。

Lana-Peace 立山黒部アルペンルート

こちらは室堂駅・室堂観光案内所の横に表示されていたもの。

室堂は青空いっぱいの快晴でしたが、左の写真の弥陀ヶ原は10.8℃ で霧の中。 標高1930m也。画面上、風景がはっきりしないほど、霧がかかっていました。
一方。標高2316mの大観峰は13.3℃で、ちょっと曇りがかった感じですが、風景はよく見えます。

モニターには各地の様子がリアルタイムで表示されているので、 これから自分が移動する先が、どんな感じかな?とか、さっき行ってきたところはどんなお天気になったかな?って、知ることができます。

山の天気は変わりやすいから、
天気によって影響される土地の表情が
一期一会で、それはまたそれで味わい深いです。

さて、室堂バスターミナルから大観峰まではトロリーバスで移動です。
行程3.7km、所要時間10分ですが、こちらすべてトンネルです。立山連峰の下を通過していきます。室堂と大観峰との標高差は134mもあります。
トンネルの掘削、本当に大変だっだろうと思います。
そして途中にある立山断層破砕帯は50mにも及び、掘り進めるたびに湧き出る水には大変困難を極め、突破するまでに13か月も要したのだそうです。

こちら環境保護の点から、1996年にディーゼルバスから、トロリー化にされたとのことで、バスの屋根は路面電車のような感じになっています。
国内で電気で走るトロリーバスが運行されているのは、アルペンルート内のこの「立山トンネルトロリーバス」と、黒部ダムと扇沢を結ぶ「関電トンネルトロリーバス」の2路線だけだそうです。
Lana-Peace 立山黒部アルペンルート Lana-Peace 立山黒部アルペンルート
Lana-Peace 立山黒部アルペンルート Lana-Peace 立山黒部アルペンルート
トンネル内は白いライトですが、青いライトが見えてきました。 青いライトのエリアは、立山断層破砕帯にあたります。 掘削時にドラム缶220本分もの水が湧き出たと車内アナウンスが流れていました。
Lana-Peace 立山黒部アルペンルート Lana-Peace 立山黒部アルペンルート
大規模な雲海と顔を出す大観峰。 とっても幻想的です。
 
人間の叡智のおかげで3015mもある立山の山越えも10分。
でもその背景にはたくさんの努力が感じられる場所です。
長原恵子