今日は韓国ドラマの「棚ぼたのあなた」です。
このドラマは中心となる登場人物の年齢層が20代から80代までと幅広く、じーんとくる部分もあり、コメディの部分もあり、スピード感もあり、役者さんも上手だし、脚本もしっかりしているし、ファミリードラマとして、とても良い質のドラマだと思います。
続編が見たいなあと思わせるドラマのひとつです。
第33話の中に、とても良い言葉がでてきましたのでご紹介いたします。
主人公の女性 チャ・ユニ(キム・ナムジュ)は15歳の時、父親を病気で亡くしました。遺された家族は自分と母親、そして大学浪人生の兄と、3歳の弟でした。(ちょうど第33話の21分頃がこのあたりになります)
ユニは母親から、経済的事情のために大学進学を諦め、就職するように言われました。なぜなら父親の治療のためにお金を使い果たし、あちこちに借金をしていたからです。
お兄さんは浪人しながら進学を目指しているのに、自分は始めから進学という選択肢が与えられないということを悔しく思っていたことでしょう。
多感な時期である高校1年生の女の子には厳しい現実ですよね。
ユニは「これが全部、夢だったらいいのに…」と思っていました。
そんな時、担任の先生はこんなアドバイスを送ったそうです。
「人間には超えるべき試練の量が決まっている」
それはユニの心を勇気付け、ユニにとって座右の銘となりました。
その頃を振り返り、ユニは夫に次のように言うのです。 |