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アート・歴史から考える死生観とグリーフケア |
陶棺(岡山県美作市出土・国立東京博物館蔵) |
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作品名: |
陶棺 |
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(撮影許可あり) |
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出土: |
岡山県美作市平福 |
員数: |
1個 |
制作年: |
古墳(飛鳥)時代 7世紀 |
所蔵先: |
東京国立博物館 平成館 |
出展先・年: |
東京国立博物館 平成館, 2014年 |
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東京国立博物館の平成館に展示されてあった7世紀のものと伝わる陶棺。
その側面には人の姿と狐のような動物、大きなろうそくのようなものが配置された図案が施されていました。
その人の姿はよく見ると袈裟のようなものを着ています。
動物の姿はまるで仏を守る脇侍のようです。
6世紀に伝わったと言われる仏教が、遠く岡山県美作市のあたりまで、行き渡っていたのかなあ。
仏教は死者を守るものとして?
死者の安寧を願うものとして?
いずれにしても、棺の中に眠る方への思いが、きっとたくさん詰められたものなのだろうなあ。 |
2014/11/29 長原恵子 |
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