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アート・歴史から考える死生観とグリーフケア |
首飾・瑪瑙勾玉
(韓国 梁山夫婦塚出土・岐阜 船木山24号墳出土
東京国立博物館蔵) |
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作品名: |
首飾 |
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(撮影許可あり) |
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出土: |
韓国梁山夫婦塚
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員数: |
1連 |
制作年: |
三国時代(新羅) 6世紀初頭 |
所蔵先: |
東京国立博物館 東洋館 |
出展先・年: |
東京国立博物館 東洋館, 2015年 |
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作品名: |
瑪瑙勾玉 |
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(撮影許可あり) |
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出土: |
岐阜県本巣市 船木山24号墳 |
員数: |
1個 |
制作年: |
古墳時代 4〜5世紀 |
所蔵先: |
東京国立博物館 東洋館 |
出展先・年: |
東京国立博物館 東洋館, 2015年 |
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上の写真は東京国立博物館に展示されていた首飾り。
韓国の梁山(やんさん)夫婦塚に葬られていた、女性の首飾りなのだそうです。1500年位前と伝わるもの。瑪瑙、金、銀などが使われたのものですが
その中央には勾玉(まがたま)が。
下の写真は日本の勾玉。船木山24号墳から出土した瑪瑙勾玉です。
勾玉はまるで妊娠6-7週くらいの赤ちゃんのようです。
小さな生命だけど、そこに秘められた大きな可能性は、日本でも朝鮮半島でも人々の目に神々しく映ったことでしょう。
神聖さと力強いエネルギーを表す象徴だったのだろうなあ。
あるいは、小さな赤ちゃんを亡くした女性が、いつもその赤ちゃんの魂と一緒にいることができますようにって、願いを込めて、つけていたのかなあ。
あなたのことは、忘れないよ、
いつも、いつも一緒だよって。
美しい勾玉だけど、女性の涙もいっぱい、詰まっているものかもしれません…。 |
2015/2/25 長原恵子 |
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