|
|
|
アート・歴史から考える死生観とグリーフケア |
灰陶加彩雲気文双耳壺
(中国出土・東京富士美術館蔵) |
|
作品名: |
灰陶加彩雲気文双耳壺
(かいとう かさい うんきもん そうじこ) |
|
|
出土: |
中国 |
員数: |
1個 |
材質: |
陶器 |
寸法: |
高59.2cm 径41.0cm |
制作年: |
前漢時代 |
所蔵先: |
東京富士美術館 |
出展先・年: |
ときをかける器ロマン展, 東京富士美術館, 2015年 |
|
|
|
|
こちら解説板によると、焼成した後に赤、灰、紫色の絵の具で文様が描かれているのだそうですが、雲のような形の雲気文やのこぎりの歯の形のような鋸歯文です。
華北の戦国時代のお墓には、このような土器が副葬品として多かったのだそうです。また、秦始皇帝の兵馬俑も全身に彩色されていたとのこと。出来たばかりの色合いは、今よりもっと強い発色だったはず。
そういう色の力を持つこの土器、金具の装飾もきれいです。
死後の生活でお水に困らないように水がめとして使ってほしいと思って、いたのかなあ。それともお酒が入っていたのかなあ。 |
2015/10/6 長原恵子 |
|
|
|
|