帆掛け船が陽光を背に、海に浮かび、その影が水面に映る様子の淡い色調のとても美しい版画です。太陽に照らされて明るい水面は水平線の彼方から手前まで続きます。 浄土とこの世は一続き、そう想起させるような絵でした。