埴輪 両手を挙げる女子
(東京国立博物館 蔵) |
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品名: |
埴輪 両手を挙げる女子 |
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出土: |
茨城県水戸市愛宕町出土 |
数量: |
1 |
時代: |
古墳時代・6世紀 |
所蔵先: |
東京国立博物館 |
展示会場: |
2018/4 東京国立博物館 平成館
列品番号 J-6743(写真撮影許可あり)
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両腕を肩の位置まで上げ、肘を内側に曲げている女性の埴輪。踊っている途中の様子なのか、何か抱きかかえているかのようにも見えます。顔、頭、胸元、手首には朱で彩られた部分があります。巫女さんでしょうか?高さは73.6cnありますので、結構迫力があります。 |
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写真1:右・左前方から見た頭部から腹部 |
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首飾りは細長い帯状の上にまるで鋲がつけられたかのように、何かの飾りがついています。左手の親指は上向きになっているなど、とても細かい丁寧な造りの埴輪です。展示場のプレートには出土場所の情報は「茨城県水戸市愛宕町」と書かれていました。水戸市愛宕町には愛宕山古墳と馬塚古墳がありますが、どちらかの出土なのでしょうか?
この埴輪、とてもあたたかい雰囲気が伝わってきます。共に埋葬された方を大事に守っている、そんなお役目が伝わってくるような埴輪です。 |
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写真2:首飾り |
写真3:左手 |
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<参考ウェブサイト> |
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<写真・図> |
写真1~3 |
埴輪 両手を挙げる女子(当方撮影・撮影許可あり) |
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2018/8/6 長原恵子 |