名前ハワイ語で「lana（ラナ）」とは穏やかな水面を形容する言葉
なのだそうです。
かけがえのないお子さんに先立たれた時、ご家族の心の中は大嵐のような状態だと思います。

そのようなご家族の心が、lanaという言葉で表されるような心境になってほしいと思いました。
それは気持ちにふたをして閉じ込める、というわけではありません。
気持ちに嘘をついたり、現実逃避する、というわけでもありません。
お子さんのことを思い出す時に、あなたの心が止まってしまうような
冷たい荒波が押し寄せるのではなく、心地良い風の吹く、穏やかな水面のような状態であってほしいと思いました。
それはきっと、お子さんも望んでいるはず。
そうした心境は、あきらめから生まれるのではなく、心の平安によって導かれるものであってほしいと思いました。

そこで、ハワイ語のlana(水面が穏やかであること)と、
英語のpeace(平安)という言葉を私がつなぎ合わせて、
活動名「Lana-Peace」が生まれました。

『旧約聖書』の「創世記」には、人の悪がはびこる地を一掃するために、神が大洪水を起こしたことが記されています。そして箱舟に乗ったノアは、放った鳩がオリーブの若葉をくわえて戻ってきたことにより、地上から水がなくなったことを知ります。
私はお子さんを亡くした悲しみや苦しみが、大洪水のように渦巻いているご家族の心の中から、水が引いて、活力を得て新しい心境を見つけられるようなきっかけを得られるお手伝いをしたい、と思いました。
誰もがオリーブを見つけられるようにと思って、オリーブのイラストを選びました。

今回、Ayaさんのuno-comのサイトから、オリーブのイラストを使用させてもらいました。その他のイラストも、使用させてもらっています。
Ayaさん、ありがとうございます。オリーブこちらは私が2006年にはじめた子ども向け「けいこかふぇ」でもお世話になっているサイトで、素敵なイラストがいっぱいです！
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